- byM's Bookshelf 2020 -

A Rulebook for Arguments  by Anthony Weston,

Anthony Weston(1954‐) is an American writer, teacher, and philosopher, author of widely used primers in critical thinking and ethical practice and of a variety of unconventional books and essays on philosophical topics. (wikipedia)

論理的に書くためのルールブック

著者 アンソニー・ウェストン (著),古草 秀子 (訳) PHP研究所 (2005/09)

惹句: Rulebook for Arguments (Hackett Publishing Company, 1986; 5th edition, 2018,) now in its 5th edition and translated into ten languages: this critical-thinking handbook is Weston's best known textbook.

内容(「BOOK」データベースより)

この1冊で、どこに出しても恥ずかしくない文章が書ける。「伝わる文章」に本当に必要な、30のルールを至極簡潔に教えます。ビジネスマン、学生必携。

論理的な文章を書くために本当に必要なのは、長々しい初歩的な説明ではなく、重要ポイントのリストなのだ。「伝わる文章」に必要な、30のルールを簡潔に紹介したルールブック。

「論証のルールブック」(ちくま学芸文庫 2019年刊)に改題,全面的に改訂〕、筑摩書房; 第5版 (2019/4/10)とあるが、参照しているのは原著2000年刊の第三版・・

序章

論証はなぜ重要なのか

論証(argument)する:結論を支える一連のの根拠や証拠を提示すること
1.見解の是非を判断する手段だから
2.結論をいかにわかりやすく説明し、正統性を主張する役割をもつ

論証文とはどんなものか

自分の主張を論証し、自分の結論の正統性を裏付けるとともに、反対意見について批判する。

本書の内容は、その書き方を説明するもの。


第1章 短い論証をつくる―基本的なルール

ルール1 前提と結論をはっきり示す

ルール2 筋が通る順序でアイデアを示す

ルール3 確かな前提をはじめに示す

ルール4 具体的かつ簡潔に

ルール5 感情的な意味合いの強い言葉は避ける

ルール6 首尾一貫した言葉を使う

ルール7 言葉の意味はひとつに限定する

 

第2章 例証による論証

ルール8 複数の例をあげる

ルール9 代表的な例を的確に選択する

ルール10 背景情報はきわめて重要

ルール11 反対意見を検証する

 

第3章 類推による論証

ルール 12 類推には適度の類似性が必要である

 

第4章 権威による論証

ルール 13 情報源を明記する

ルール 14 的確な情報源をさがす

ルール 15 情報源は公平でなければならない

ルール 16 情報源を異なった視点からチェックする

ルール 17 人身攻撃をくわえない

 

第5章 原因を導くための論証

ルール18 原因から結果が導かれる道筋を説明する

ルール19 もっとも可能性が高い原因をさがす

ルール 20 関連があるからといって、「因果」関係があるとはかぎらない

ルール 21 関連しあう物事は、同じ原因から生まれたのかもしれない

ルール 22 原因と結果は逆かもしれない

ルール 23 原因は複雑かもしれない

第6章 演繹的論証

ルール 24 前件肯定

ルール 25 後件否定

ルール 26 仮言三段論法

ルール 27 選言三段論法

ルール 28 両刀論法

ルール 29 背理法

ルール 30 複数の段階からなる演繹的論証

 

第7章 説得力のある文章を書く―A:問題について検証する

ルール A1 問題をあらゆる側面から検討する

ルール A2 論証の前提について問いかけ、裏付ける

ルール A3 必要に応じて論証を修正し、再考する

 

第8章 説得力のある文章を書く ―B:論証における論点の選択や評価

ルール B1 問題を説明する

ルール B2 主張や提案は明確にする

ルール B3 論証を展開する

ルール B4 反対意見を検討する

ルール B5 代案を検討する

 

第9章 説得力のある文章を書く ―C:書く

ルール C1 アウトラインにしたがう

ルール C2 導入部は短く

ルール C3 主張はひとつずつ提示する

ルール C4 推敲、推敲、推敲

ルール C5 異なる意見を検証してみる

ルール C6 証明した以上のことを主張しない

 

第10章 誤謬(あやまった推論)

よく見られる二つの誤謬

代表的な誤謬の数々

 

補遺 定義

ルール D1 用語が曖昧なときは明確にする

ルール D2 用語が問題になったら、明快なケースに準拠して定義する

ルール D3 定義が論証の役目をはたすことを期待しない

 

関連「論文作法」

» Back to Top
lastModified: 2020年