読書の技術?
読書の秋・・読むべき本について、「探書リスト」
「レファ本」という言葉を教えてくれるのが、奥野亘之さんの『読書は1冊のノートにまとめなさい』(Nanaブックス 2008)
齋藤孝さんの『大人のための読書の全技術』〈角川2014)では、「ブックリスト」(最終章「社会人が読んでおくべき50冊リスト」)があり
いろいろ挙げられている本を参考にでき、わくわく・・(20171112)
『読書は1冊のノートにまとめなさい』(奥野亘之)
- 探書リスト作成:探す
- 指名買い:買う
- マーキング:読む
- 読書ノート作成:記録する
- 検索テキスト作成:活用する
このページも参照http://wis-works.jp/reading/tansho.html
大人のための読書の全技術
齋藤孝さんの『大人のための読書の全技術』〈角川2014)では、「ブックリスト」(最終章「社会人が読んでおくべき50冊リスト」)があり (20171112) いろいろ挙げられている本※1 ※2を参考にできる
(以下抜き書き)序章 社会人にこそ読書術が必要な理由
読書で「意味の含有率」を増やせば、社会人に必要な思考力が高まる
読書で自己イノベーション力をつける
第1章 読書のライフスタイルを確立する
ハウツー本だけでは工夫力や思考力は鍛えられない。背中を後押ししてくれる本を見つけよう
本の中のすばらしい言葉と出会うことで、人間関係能力を磨くことができるようになる
第2章 読書の量を増やす―速読の全技術
目的と締め切りを同時に設定する
「同時並行読書術」
第3章 読書の質を上げる―精読の全技術
精読の基本は素読 声に出して本を読もう
本そのものを読書ノートにする「三色ボールペン方式」
「引用ベストスリー方式」で好きな文章を自分のものとする
書き写すという作業で記憶力を増大させる
読書の幅を広げる―本選びの全技術
「芋弦式読書」で読書の幅を広げていこうブックリストでやる気を高める
難読本を効率的に読み解くには解説本を上手に利用せよ
第5章 読書を武器にする―アウトプットの全技術
コメント力と質問力の組み合わせ
雑談力の源は、多くの本に触れ、知的な言葉遣いを身につけることにある
「システムシンキング」
「概念変換法」
「概念活用法」
『使えるレファ本150選』(日垣隆 ちくま新書2006)
「はじめに」日本、「レファレンス・ブック=参考図書 館外持ち出し禁止マークがついていることが普通の図書」という説明だが、私も自分を「事典フェチ」と称することもある・・図書で借りられない種々の辞典は買う、ということであるが・・
この本にある事典類も 興味あるものを買い足したいと思う
今回検索してみて、『問題な日本語』は何冊も続きが出ているとは知らなかった
其の一 先達の知恵袋
人生儀礼事典、ことわざ辞典 暮らしのことば語源辞典 数え方の辞典 知っておきたい日本の名言・格言辞典
其の二 あれこれ比較する
日本方言辞典 江戸を知る事典
其の三 仕組みを知る
病気のメカニズムがわかる事典 学問のしくみ辞典 現代用語の基礎知識
其の四 ニュースに惑わされない
民族世界地図(新潮文庫) 宗教世界地図(新潮文庫) 自殺死亡統計 実際の設計
其の五 流行にも反応しておく
アメリカ俗語辞典(ユージン E.ランディ著) カタカナ・外来語/略語辞典 昭和流行語辞典 日本俗語大辞典
其の六 言葉を豊かに
問題な日本語 EX-word(Casio) 日本国語大辞典 新しい国語表記ハンドブック 記者ハンドブック 日本語の表記用語の辞典 例解誤字辞典 角川新字源 早引き類語連想辞典
「字を書くにはネットと日本語ワープロソフトで十分という人がいますが、地獄に落ちてくだされば幸いです」(p120)
其の七 歴史を振り返る
近代日本総合年表 読める年表日本史 事典近代日本の先駆者 来日西洋人名辞典 世界戦争犯罪事典
其の八 テレビに役立つ
テレビ・タレント人名辞典 全記録テレビ視聴率50年戦争 テレビ史ハンドブック
其の九 文学に人生を見る
世界ミステリー事典 日本近代文学大辞典 世界の古典名著総解説 ぴあシネマクラブ外国映画編 逆境の人々
其の十 理系の知を身近に
理科年表 南極・北極大百科図鑑 食品添加物公定書解説書
其の十一 見るだけでわかる
猫の写真図鑑 植物学研の図鑑
其の十二 法治国家ゆえに
似たもの法律用語の違い 刑事事実認定
其の十三 政治を引き寄せる
国会入門 大失言 世界年鑑
其の十四 経済オンチと言わせない
市場占有率 株式用語辞典 図説日本の財政
「現代用語の基礎知識」(2018年版 通常版)は、
池上彰/佐藤優/竹内洋岳/飯田泰之/平田直/島薗進/五野井三というので、購入した。
事典フェチとしては『感情と思考の科学事典』というのを買おうかと思ったまままだ買ってない・・
精神科医が教える 読んだら忘れない読書術
ダーティ読書術は私もそれがよいと思う。(本を汚す)
「たくさん読む」より「何を読むか」が10倍重要というのも。
おすすめの「良書31冊」から→※
本を読む
巻末にある「本書で紹介した主な本」はこちらに続く→何か懐かしいラインナップで、ほぼ読んでいる。岩波文庫が多い。以下 (岩)とする。絵に味がある。本をだしにしたエッセイである。
- シェイクスピア『ヴェニスの商人』(ちくま文庫)
- 『八代目桂文楽落語全集(CD付)』(小学館)
- 『福翁自伝』(岩)
- 漱石「二百十日』(岩)
- 芥川龍之介「おぎん」(岩波書店)
- 杉田玄白『蘭学事始』緒方富雄校注(岩)
- ワイルダー『プラム・クリークの土手で』恩地美穂子訳(福音館書店)
- 久米邦武編『特命全権大使 米欧回覧実記』田中彰校注
- ウィンバー『アルプス登攀記』浦松佐美太郎訳(岩)
- ビアス『新編悪魔の辞典』 西川正身編訳(岩)
- 陸奥宗光『新訂 蹇々録』中塚明校注(岩)
- 中江兆民『一年有半・続一年有半』井田進也校注(岩)
- 森鴎外『椋鳥通信』池内紀編注(岩)
- 安野光雅・森啓次郎『安野光雅の異端尋問』(朝日文庫)
- 大岡信・大岡玲編訳『宝石の声なる人に』(平凡社ライブラリー)
- リルケ『ポルトガル文』水野忠敏訳(角川文庫)
- 正岡子規「ベースボール」(『松蘿玉液(しょうらぎょくえき)』)(岩)(青空文庫)
- 三好行雄編『漱石書簡集』(岩)
- モーム 『人間の絆』中野好夫訳(新潮社)
- 寺田虎彦「自画像」(『哲学の森5』 ちくま文庫)
- 中勘助の『銀の匙』(岩)
- 中勘助詩集 谷川俊太郎編(岩)
- 富岡多恵子『中勘助の恋』(創元社)
- 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(岩)
- 『梶井基次郎 全集 全一巻』(ちくま文庫)
- 中島敦『李陵・山月記』(新潮文庫)
- リンドバーグ夫人『海からの贈物』吉田健一訳(新潮文庫)
- 中野好夫『世界史の十二の出来事』(文春文庫)
- 遠山啓『数学入門』(岩波新書)
- 小平邦彦『怠け数学者の記』(岩波現代文庫)
- レオポール・ショヴォ『年を歴た鰐の話』 山本夏彦訳(文藝春秋)
- 吉田満『戦艦大和の最後』(講談社文芸文庫)
- 司馬遼太郎『微光の中の宇宙 私の美術観』(中公文庫)
- 黒柳徹子『窓際のトットちゃん』(講談社)
知的社会人1年目の本の読み方
巻末の仕事、人生を支えるおすすめの書籍リスト」はこちらに続く→(その2)
ブレない自分をつくる「古典」読書術
巻末 古典ブックリストはこちらに続く→→(その2)